2015-08-06 第189回国会 参議院 法務委員会 第19号
九五年の村山談話、あるいは九八年の日韓パートナーシップ宣言を始めとして、こうした一九一〇年の韓国併合以来の侵略と植民地支配に対する痛切なおわび、反省という上に立って、九八年の日韓パートナーシップ宣言では、在日韓国人が、日韓両国国民の相互交流、相互理解のための懸け橋としての役割を担い得るという認識に立って今後両国間の関係を発展させたいと宣言をしているわけですね。
九五年の村山談話、あるいは九八年の日韓パートナーシップ宣言を始めとして、こうした一九一〇年の韓国併合以来の侵略と植民地支配に対する痛切なおわび、反省という上に立って、九八年の日韓パートナーシップ宣言では、在日韓国人が、日韓両国国民の相互交流、相互理解のための懸け橋としての役割を担い得るという認識に立って今後両国間の関係を発展させたいと宣言をしているわけですね。
両首脳は、在日韓国人が、日韓両国国民の相互交流、相互理解のための懸け橋としての役割を担い得るとの認識に立ち、その地位の向上のため、引き続き両国間の協議を継続していくということなんですね。 外務省にお尋ねしたいと思いますのは、こうした二国間関係を発展させていくのだと、在日韓国人の懸け橋としての役割、本当に大切だと、この認識は今ももちろん変わるところはないと思いますが、いかがですか。
「両首脳は、在日韓国人が、日韓両国国民の相互交流・相互理解のための架け橋としての役割を担い得るとの認識に立ち、その地位の向上のため、引き続き両国間の協議を継続していくことで意見の一致をみた。」こう明記されています。 そして、去年の三月二十日に小渕さんが韓国に行かれて金大統領とお会いになって、その後の記者会見でこうも言われている。
「両首脳は、在日韓国人が、日韓両国国民の相互交流・相互理解のための懸け橋としての役割を担い得るとの認識に立ち、その地位の向上のため、引き続き両国間の協議を継続していくことで意見の一致をみた。」これは明らかに政府と政府との間の意見の一致ですね。 そして昨年の三月二十日、小渕前首相が韓国に行かれて大統領とお会いになった。その後の記者会見で首相はこう述べている。
山花大臣は、ソウル到着時に声明を発表し、社会党としては、過去の植民地支配について日本は謝罪を行い、日韓両国国民の納得できる措置を講ずるべきである、日韓基本条約は承認する旨のことを述べたのであります。日韓両国国民の納得できる措置とは何を示すのか、何を意味するのか、私には理解することができないのであります。
六五年の日韓請求権・経済協力協定第二条一項は、日韓両国及び両国国民間の財産、請求権問題は完全かっ最終的に解決したことを確認しておりますけれども、この規定は、日韓両国国民間の財産、請求権問題については日韓両国が国家として有している外交保護権を相互に放棄したことを確認するものでございまして、いわゆる個人の財産、請求権そのものを国内法的な意味で消滅させているものではございません。
日韓両国国民は、依然として金大中事件は未解決であると思っております。事件発生二周年に当たる今年の八月八日、金大中氏が第三の政治決着が必要であると語っておるのと同様に、真の解決を願っておるのであります。 まず、金大中氏の来日の問題ですが、日本政府は、金大中氏が韓国の裁判所で裁判中であるということによって、いわゆるその再来日を拒否している。
いままでのもやもやの問題を洗い直す、そういうことの上に将来閣僚会議を開いて、一切きれいになった上に日韓両国国民の永遠の友好のステップを踏み出したいというなら、これは賛成です。そのための第一のもやもやが金大中事件。しかしこれ一つではありません。まず金大中問題を国民が納得する形できっぱりとしていただきたい。これは日本国民だけではありません。
これが一体日韓両国国民の利益になるなどと言えるかどうか。逆に反日機運をあおる結果になるだけじゃないか。この点について私は十分反省していただきたいのです。
これにはお互いに日韓両国政府、また日韓両国国民の冷静な感情、あるいは誤解をまじえないさばき、また政治的解決が必要であると、こういう観点に立ちまして今後も根強く私ども政府の考え方を韓国政府に申し入れその他をいたしたいと、努力を続けていきたいと、こう考えております。
たびたび申し上げておりますように、日韓両国国民大多数がこれを望んでおることでございますから、いろいろな大問題、ことに外交問題のときには、えてしてありがちな問題で、われわれがそのつもりで理解を深める、誠意をもってやっていくならば正常化がまとまるものと私は確信しておるのであります。その方向で努力を続けたいと思っております。
(拍手)韓国国民の口を封じ、軍事独裁政権との間に強行する日韓会談が、日韓両国国民の間の真の友好協力とはおよそ無縁のものであることは、あまりにも明らかではないでしょうか。韓国内の民主政治家の動きを非難し、軍政を賛美するがごときは、日本の民主政治そのものを侮辱し、かつての二・二六事件のようなファッショヘの道を歩むことであって、みずからの首を締める言動ではないか。